高原シルクについて

シルクとは
自然が育てた、肌にもっとも近い素材
シルクは、蚕が繭をつくるときに自らの体から生み出す、天然のタンパク質繊維です。人間の皮膚と同じ「アミノ酸」を主成分とし、肌にしっとりとなじむやさしさが特徴。古来より、その保湿性・抗酸化性・再生力から「美を育む素材」として愛されてきました。
現在では、化粧品や医療、食品分野にも活用が広がっています。
なぜ国産シルクなのか
安全性と品質を両立する希少な素材
世界のシルクの約8割が中国産と言われていますが、農薬や防虫剤を使用しているものが多く、化粧品や食品用の素材としては懸念されることもあります。美養では、長野県・山ノ内町の自社土地で無農薬・無防虫剤にこだわった蚕を育て、シルクを一貫生産しています。
肌に触れるものだからこそ、安全性と品質を大切にしています。

シルクがもたらす肌へのちから
伝統を未来につなぐ、新しい養蚕のかたち
かつて日本を支えた養蚕文化は、現在150戸未満にまで減少。担い手不足と高齢化が進む中で、私たちは「地域資源を守りたい」「本物の素材で価値ある製品を届けたい」という想いから、自社による桑畑の整備・蚕の飼育・シルクの抽出に挑戦しています。
養蚕は、ただの原材料づくりではなく、地域の自然・文化・人の営みと共にあるもの。未来につなぐ価値ある取り組みです。

肌の乾燥が気になる方

化粧品でかぶれやすい方

自然派志向のスキンケアを探している方
\ そんな皆様にこそ、使っていただきたい素材です。 /
高原シルクの活用方法
石鹸から食品まで、無限の可能性
私たちのシルクは、様々な形で活用されています。
- 化粧品:石鹸・ローション・美容液・シャンプー・トリートメント
- 食品:シルクパウダー入りサプリ・栄養補助食品
- 雑貨・布製品:インナー、ストール、サポーター、マッサージクロスなど
- 健康素材:絹綿(きぬわた)によるスキンケア・マッサージ用品
特に石鹸は、老若男女問わず使える日用品として人気で、少量のシルクでも製品化できるため高付加価値な商品開発が可能です。
美養が目指すこれから
シルクの可能性を、もっと身近に。もっと世界へ。
私たち美養は、国産シルクの生産と普及を通じて、次のようなビジョンを描いています。
安心・安全な化粧品を自社で製造・提供

OEMとして他社ブランド製品の開発支援

医療・食品・海外市場への原料供給

養蚕文化の継承と地域資源の活用

シルクを使って肌にやさしい毎日を。
そして、この美しい素材を未来へとつなげていきます。